知っておくと便利なクリアファイル作成・印刷の豆知識

知っておくと便利！クリアファイルの豆知識

余っているクリアファイルの有効な活用方法、ノベルティグッズとして配布する大量のクリアファイルをイベント会場まで楽に運ぶ方法、印刷技術の説明書きでよく登場する言葉『白打ち』の意味、ちょっと気になるクリアファイルの下に入っている三角形の切れ込み…等々、知っておくと便利なクリアファイルの作成・印刷の豆知識を紹介。

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クリアファイル持ち込み可の印刷会社もある

材料（クリアファイル）の用意も、印刷会社にお任せするのが基本というイメージがあるかもしれませんが、実は依頼者側からの持ち込みを受け付けているところもあるのです。
会社にクリアファイルの在庫がたくさんあるから、名入れ印刷を施して自社PRのグッズに活用したい。そんな場合には、ぜひ利用して欲しいサービスです。
ただし全ての印刷会社が持ち込み可なわけではありませんので、各社のホームページなどで情報をよく調べてみましょう。持ち込みに可・不可について何も記載がない場合は、問い合わせフォームや電話で直接相談をもちかけてみましょう。上手くいけば、材料代が浮いて安く注文できるかもしれません。

イベント会場などにも直接納品できる

納品先には、自宅やオフィスが指定される場合が圧倒的に多いですが、他の場所でも全然OKです。
たとえばイベント当日に希望の時間帯に、イベント会場に直接送ってもらうなどということも十分可能です。ノベルティグッズとして配りたいクリアファイルが、何百枚・何千枚と大量にあった場合。自宅やオフィスに納品してしまうと、当日会場まで運ぶのに大変な苦労を要しますよね？このような場合は、はじめから納品先に会場を指定しておくとベストです。

なお印刷会社に納品先を指定する際に、納品当日に連絡のつく携帯番号などを聞かれると思います。確実な受け渡しのために必要なことですから、必ず伝えておくようにしましょう。

『白打ち』は、透けを防ぐために施す加工

印刷会社のホームページの印刷技術について書かれているところを見ると、よく「白打ち」という言葉がでてきますよね。一体何のことなのか気になった人も多いでしょう。
白打ちとは、写真やイラストの白い部分がプリントされる場所に、あらかじめ白く印刷を施しておくことをいいます。CMYKのインクは透明インクであるため、白打ちをしておかないと、印刷した時に写真やイラストの白い部分が透けてしまいます。クリアファイル全体または広範囲を白色にして、中に入れる書類を透けさせたくない場合などにも、白打ちの加工を施します。

三角形の切れ込みには変形や裂け防止の効果が！

クリアファイルの上下に、半円形の切れ込みと、小さな三角形の切れ込みが入っていますよね。
半円の切れ込みが入っている理由なら何となく分かっても、三角形の切れ込みが入っている理由を知っている人はおそらく少ないだろうと思います。
三角形の切れ込みは、書類を入れたときに、紙の重さでクリアファイルが変形してしまったり溶接部分が裂けてしまったりするのを防ぐ効果があるのです。切れ込みを入れることでクリアファイルにかかる力（重さ）が分散される…というメカニズムなのだそう。クリアファイルの作成や印刷にはあまり関係のないことですが、知っておくと豆知識として自慢できそうな話ですね。