うちわデザインのコツ7 -文字やイラストを目立たせる方法-
うちわデザインのコツ7 -文字やイラストを目立たせる方法-
文字やイラストを目立たせる方法など、うちわデザインのコツ
手作りのうちわは好きにデザインできるのが醍醐味ですが、自由ゆえにセンスよく作るのが難しいところ。
画面ギリギリというくらい大きな文字やイラストを入れたのに何故だか目立たなかったり、カラーリングが悪いせいか全然キレイに見えなかったり。苦労して完成させてから到底納得できない!というのでは、せっかくかけた労力や時間がムダになってしまいますから、上手くデザインするコツを抑えておきましょう。
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コツ1:白抜きにする・白で縁取る
うちわの文字を目立たせたいなら、文字を『白抜き』にするのがおすすめです。
ただし背景色は鮮やかで濃い色にするのがポイントです。青系ならコバルトブルー、赤系なら紅非色などが良いでしょう。黒も最適で、バツグンに文字が際立って見えます。
白抜きせずどうしても色を使いたいというなら、文字のアウトラインを白で縁取りしてください。イラストも白で縁取りすると目立つようになります。
コツ2:縁取りは文字シールで
コツ1の続きですね。
『縁取り用の文字シール』を使用すると、文字の縁取りをキレイに行うことができます。
使い方は、まず縁取りシールをうちわに貼りつけ、その上から文字シールを貼るだけでOKです。
縁取りシールは色数豊富ですから、文字シールの色との組み合わせを良く考えてから購入しましょう。
色ペンで書いて縁取りするというアナログ的なやり方はお勧めできません。
少しでも手がブレると文字までインクがはみ出してしまったり、うちわの骨がペン先にひっかかってガタガタな線になってしまう危険性が強いからです。
コツ3:同系色にする
カラーリングのセンスに自信がもてないというなら、同系色でまとめると簡単です。緑色なら黄緑色、オレンジ色なら黄色、青なら水色、赤ならピンク…といった具合です。
ピンク×ピンクなど、どうしても同じ色を使いたいというなら、薄いさくら色と濃いショッキングピンクなど、メリハリのある組み合わせにしましょう。
背景と文字への割り当て方は、『背景=薄い色、文字=濃い色』がおすすめ。こうすると文字が目立ちます。また同系色や同色のカラーリングにした場合でも、文字やイラストは縁取りしたほうが効果的です。
コツ4:黒い応援うちわの場合は…
コンサート用の応援うちわといえば、黒が定番カラーですよね。黒をバックにもってくるとどんな色でも際立ちますし、文字が蛍光色なら尚のことその効果は絶大です。また応援うちわの文字は、強調のために縁取りするのがお決まりですが、この縁取りの色を決めるのが結構難しいもの。
成功させるには、文字色と縁取り色を全く異なるものにするのがコツです。青と水色など同系色にしてしまうと、強調になるどころか逆にぼやけて見えてしまうので避けましょう。
おすすめのカラーリング
●文字→白、縁取り→ピンク
●文字→黄色、縁取り→ピンク(逆もOK)
●文字→緑、縁取り→白
●文字→紫、縁取り→白
●文字→赤、縁取り→黄色か白
どんな文字色でも、必ず目立たせることのできる色合わせを教えます。
●文字の色→自由、縁取り1→黒、縁取り2→白
※うちわに貼る順番は、縁取り2、縁取り1、文字です。
※黒より白の縁取りを太めにすると、バランスが良くなります。
コツ5:文字フォントを合わせる
全体的なうちわのデザインと、文字のフォントを合わせるのもコツの1つ。
季節の風物詩が書かれた和風のうちわなら、筆書きしたような明朝体や白舟書体が相性いいでしょう。
アイドルコンサートで使うような応援うちわなら、ポップなイメージのゴシック体やメルヘン書体などが適しています。『嵐』『潤』など、うちわに入れる文字が漢字1字なら、太字で毛筆フォントにするのも味があっておすすめです。
コツ6:シミュレーションする
文字シール、テンプレート、写真素材など、うちわのデコレーションパーツがたくさん売られています。
魅力的な商品があふれていて、つい深く考えずにガンガン買い物カートに入れてしまいたくなりますが、購入する前に一度パソコンでデザインや色合わせをシミュレーションしてみることをお勧めします。理由は「買ってはみたものの…」という失敗を避けるためです。手頃なデザインソフトがないなら、色紙を重ねてみたり色鉛筆でイメージ画を書いてみたりアナログな方法でも良いです。
コツ7:アニマルうちわにする
文字や写真など複数のオブジェクトのレイアウトに悪戦苦闘してしまう…という人におすすめのデザインが、『動物の顏のドアップ』です。この場合はコツというより、デザイン案の1つですね。
アニマルうちわの作り方は至って簡単で、ペンギンなら青などそれぞれの動物に合わせて背景色を決めたら、あとは目・鼻・口・髭などのパーツを配置していくだけでOKです。
いまは文房具類を見ても分かる通りダイカット仕様がブームですから、今時のセンスもしっかり抑えられています。動物の種類は自由ですが、北極熊、アザラシ、河童など夏にちなんだ動物にするとセンスが光ります。