色の組み合わせ・デザインで悩んだらkulerを使ってみよう
色の組み合わせ・デザインで悩んだらkulerを使ってみよう
色の組み合わせで悩んだら使えるツール
チラシや広告デザインに限らず普段のファッションやメイクなどの配色は最も悩みます。
そんな時にプロの配色設計がそのまま使える無料のツールkurlerの基本的な使い方をお教えいたします。
このツールを使う前に色彩とは?について読んでいただけると更に理解が深まります。
>>デザインでお悩みならイイチラシへご相談を!無料相談はこちらから!
KurlerはAdobe標準のツールにもなっている
Kurlerはデザイン業界では一般的に使われているソフトphotoshop やillustratorにも標準で装備されるほど強力なツールで、インターネット上でも使える無料のツールでもあります。
会員登録をすると自分で考えた配色を公開出来たりしますが、登録をしなくても無料で配色ツールを使用する事が可能です。
Photoshpやイラストレーターをお持ちの方はソフト上でも使用可能
ウィンドウ→エクステンション→kurlerで呼び出しが可能です。
Photoshop内でもkurlerを使う事も可能でweb上のスォッチを読み込むこともでき、大変便利です。
こちらは確かに便利ですが、プロが使うソフトは超高額なのでない方はweb上に公開されている
Kurlerからお使いいただけます。
Kurlerの4つの配色方法
カラーホイールがにいくつかの円状の棒が伸びていますがこのカラーバーを操作して配色をします。
一つを動かすと連動して他の色も動きます。
これはある一定の法則で配色の調和を自動化している為です。
配色技法は7種類あります。
Analogous(類似)
類似の配色は色相差(色の違い)が少なくそれぞれが調和関係にある配色が簡単にできます。
ドミナント(支配色)トーン配色に近い配色方法。調和はするけど物足りない場合も強いアクセントを入れると引き締まります。
Monochromatic(単色)
同一色の配色方法です。メインカラーが最も目立つ配色方法。
彩度の調整で優しい色合いも可能になります。
Triad(トライアド)
色相の輪(色相環)を3等分した位置にある配色方法。トライアド配色は色相差が8という配色方法なので
メインカラーが定まりにくいかもしれませんが、kurlerなら簡単に調和するカラーを選択できます。3色使う派手で目立つ配色をする場合には便利。
Complementary(コンプメンタリー)
補色関係(逆の色)にある色同士の調和。全く逆の色を組み合わせる配色です。
真逆の色なので動きを表現する場合などに使用すると良く、インパクトやダイナミックな表現にも使用すると良い。
Compound(複合)
補色を意識した配色。全くの反対ではないので、コンプメンタリーよりインパクトはないが多少の派手差を演出できる。無難な配色とも言える。
Shades(シェード)
同一色の配色方法。メインカラーの色のみを使い彩度・明度の組み合わせを選ぶ事で調和感が高い。
チラシ作りではメインカラーがあらかじめ決まっている場合は有効活用するべき。調和感は高いが、インアクトに描けるので強いアクセントカラーを入れると引き締まる。
Custom(カスタム)
Kurlerの自動調和機能なしで配色する。配色に慣れている人は使ってみましょう。
ツールが使い慣れないなら良いと思うテーマから選んでも良い
Kulerの上の方メニューにあるExploreをクリックするとkulerのユーザーが作った配色があります。
気に入ったテーマからダウンロードして使用する事も可能で、自分の作った配色もユーザー登録をすれば公開することが可能です。
機能を覚えて色の組み合わせを楽しんでみてください。