印象に残るチラシ作りの為に必須な色彩配色方法とトーン
印象に残るチラシ作りの為に必須な色彩配色方法とトーン
読んでもらえるチラシ作成の為に色彩の配色技法を学ぼう
捨てられないチラシ作りの為にも、読んでもらえるパンフレット作成のために効果的で有名な配色方法を紹介します。
チラシ作りにおいてレイアウトも重要ですが配色設計も、もちろん重要です。
狙う購読者の事を考え、色を変更したり、読みやすい、わかりやすいデザインなどにセンスある配色は必須です。基本の配色方法を色のエキスパート色彩検定の知識を参考に解説していきます。
>>色彩のプロフェッショナルがチラシを作成します!無料相談はこちらから!
色彩の統一感が大事
色の統一感が無いとバランスが崩れ読みにくくなったり、センスがないデザインになってしまいます。
色の組みわせで悩むことは多いと思いますが、主に色合わせには以下の2通りあります。
色相で統一
色相とは赤、青と言った色の種類の事でこの色の種類で統一する方法です。
例えば、赤に近い色はオレンジ、黄色とこの3色は調和します。
なぜ、調和するかというと?色の差(色相差)が近い色だからです。
同じような色同士は調和します。
又、同一の色で色の鮮やかさや明度を変えた色でも調和します。
トーンで統一
色相は自由でトーンで統一するという考え方です。
トーンとは色の調子です。
トーンは色彩検定でも出題されるPCCSトーンマップと言うマップを参考にすると良いでしょう。
トーンの概念は一見難しそうですが、トーンごとにイメージがあるため、初心者でもわかりやすいと思います。以下にトーンを紹介致します。
ビビッドトーン
純色とも言われ24色の色相で構成されます。色の混じりが無い為とても目立つトーンです。
良くビビッドカラーなどと呼ばれます。
トーンのイメージ
- さえたあざやかな
- 目立つ
- 派手な
ブライトトーン
ブライトトーンはビビッドトーンに白を少し加えた少し落ち着いた感じのトーンです。以下ビビッドトーン以外は12色で構成されています。
トーンのイメージ
- 明るい
- 健康的
- 陽気な
- 華やか
トーンのイメージ
ストロングトーン
ストロングトーンは名前の通り強いを意味し、ビビッドトーンより少しくすんだカラーです。
ほぼ純色に近くイメージ的にもビビッドトーンに近いイメージです。
トーンのイメージ
- 強い
- 動的(ムーヴ)
- 情熱あふれる
ディープトーン
ビビッドトーンに黒を少し混ぜた様なイメージで暗くて濃いカラーです。
トーンのイメージ
- 濃い
- 充実
- 伝統的な要素
- 深い
- 和のイメージ
ライトトーン
ビビッドトーンに比べるとだいぶ薄くなり、柔らかな印象の12色です。とても落ち着いた色です。
子供っぽいチラシ作成にはこのトーンを選ぶと良いでしょう。
トーンのイメージ
- 楽しい
- 子供
さわやかなイメージ - 澄んだ
ソフトトーン
ライトトーンよりやや暗く、くすんだイメージです。中性色というイメージよりやや明るい色のです。
トーンのイメージ
- 柔らかな
- 穏やか
- ぼんやりとした
ダル
ダルトーンは中性色の代表と言われています。地味に感じる色は和や伝統的イメージのディープと良く調和します。和のチラシやパンフレットにも欠かせないトーンです。
トーンのイメージ
- 鈍い
- くすんだ
- 中間色のイメージ
ダーク
ダークトーンは黒っぽいが彩度が若干ある為中性色のダルやディープと合わせると硬くて重いイメージを作り出すのに最適です。
トーンのイメージ
- 暗い
- 大人のイメージ
- 円熟
- 丈夫・頑丈
ペールトーン
ペールトーンは白に最も近い色の集まりで、落ち着いたカラーです。インテリアではバスルームや壁紙などの落ち着いた雰囲気にも利用されます。もっとも女性らしいトーンです。
トーンのイメージ
- 薄い
- 浅い
- 若々しい
- 女性的イメージ
- 優しい
- 淡い
- 弱い
- 軽い
ライトグレイッシュトーン
ペールトーンに灰色を加えたトーンペールよりくすんでいる為おとなしいデザインの配色に最適です。
トーンのイメージ
- 明るいグレー
- 渋い
- おとなしい
グレイッシュトーン
グレイッシュトーンは灰色の代表的な色のあつまりです。色味は若干ありますが、ほぼ灰色に近くすごく地味なカラーです。ベースカラーやアクセントではなく補佐的なカラーに用いる場合が多いようです。
トーンのイメージ
- 地味なイメージ
- 濁った
ダークグレイッシュ
黒に最も近いカラーの集まりです。ペールトーンとは対照的なトーンでイメージも真逆なイメージです。
男性が好む渋さや高級感の演出には欠かせないトーンです。
トーンのイメージ
- 男性
- 陰気
- 重い
- 硬い
色味を持たない色
色味を持たない色は黒、灰色、白の3色です。この色味のない色の事を無彩色といいます。
配色の際には他のトーンと合わせて使うと効果的。
配色が思い浮かばない時にはトーンマップのイメージで決めよう
デザインをする時にどうしてもイメージが湧かないという事があります。
そんな時こそPCCSトーンマップを使ってみてください。
迷ってイメージと違うカラーを選んでしまい情報をうまく伝えれなくなる場合もあるので是非活用しましょう。