さんせいし
酸性紙
概要
インクのにじみ防止を目的とした製紙用の薬品「硫酸アルミニウム」を使用して作られた紙。硫酸アルミニウムを使用することで加水分解が進むと、用紙の酸性度は高まり、長期保存が難しくなってしまう。さらに、リサイクルする際に石膏のような成分を発生させることで、装置に不具合を起こすといった問題も指摘されている。これらの問題点から、欧米諸国や日本国内では中性紙化(硫酸アルミニウムを使用しない紙)が積極的に進めている。
さんせいし
インクのにじみ防止を目的とした製紙用の薬品「硫酸アルミニウム」を使用して作られた紙。硫酸アルミニウムを使用することで加水分解が進むと、用紙の酸性度は高まり、長期保存が難しくなってしまう。さらに、リサイクルする際に石膏のような成分を発生させることで、装置に不具合を起こすといった問題も指摘されている。これらの問題点から、欧米諸国や日本国内では中性紙化(硫酸アルミニウムを使用しない紙)が積極的に進めている。