【リーフレットデザインの基本ルール】折り方とレイアウトを学ぶ
【リーフレットデザインの基本ルール】折り方とレイアウトを学ぶ
リーフレットデザインの基本ルール「折り方」を学ぼう!
リーフレットは、1枚の印刷物を折りたたんでコンパクにまとめる、携帯に便利な広告媒体です。シンプルな1枚刷りのチラシやビラと違って、折りたたむことよって生まれるブロックごとにページ分けされることから、複雑なレイアウトがデザインの特徴の一つだといえます。
リーフレットの折り方の活用は、リーフレットの広告効果のアップにつながることから、リーフレットのデザインする上で、折り加工のバリエーションを知ることはとっても重要。そのため、まず初めにリーフレットの折り方の種類について学ぶ必要があります。
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4ページ折りのリーフレット
1枚の紙を半分に折ることで、4ページのリーフレットに加工されるのが「二つ折り」です。リーフレットの折り方の中では最もシンプルな折り方で、1つのページの面積が広いことから、掲載する情報量が多いリーフレットにおすすめです。
A4サイズの用紙を二つ折りすることでA5に、また、B5サイズの用紙を二つ折りすることでB6のサイズに仕上がります。
6ページ折りのリーフレット
1枚の紙を三つ折りにすることで、6ページのリーフレットに加工することができます。三つ折りには、左右の両端を内側に折り込む「巻き三つ折り」と、上から見た時に折り目がZの文字のように見える「外三つ折り(Z折り)」があります。
紙がコンパクトにまとまって広げやすいことから、カバンなどに入れて持ち運ぶことを目的としたリーフレットにおすすめの折り方です。
8ページ折りのリーフレット
1枚の紙を四つ折りにすることで、8ページに加工されるリーフレットには、主に4つの折り方があります。
左右の両端を内側に折り込んでから真ん中で折る「観音折り」、上から見た時に折り目がWの文字のように見える「外四つ折り(W折り)」のほか、二つ折りをさらに半分に折る「巻き四つ折り」、巻物のように3回転させた「巻き巻き四つ折り」など、四つ折りはバリエーションが豊かです。
その他の折り方
定形外の横長の用紙の使用が可能な場合は、幾重にもジグザグに折り重ねた「蛇腹折り」がおすすめです。たくさんの情報を掲載できるほか、紙の長さを活かしたユニークなデザインが可能です。
さらに、蛇腹折りの変形の「見出し折り」は、「ずらし蛇腹折り」とも呼ばれ、折り目をずらして折り重ねることで、ページごとに見出しを作る折り方です。情報量が多くても見やすく、分かりやすいリーフレットに仕上がります。
リーフレットの折り方のレイアウトを理解しよう!
折り方の種類が分かったら、次に折り方のレイアウトについて学びましょう。リーフレットは、お折りたたんだページをめくりながら見ることが多いので、ページのレイアウトが見る人への情報の伝わり方に影響するといえます。
レイアウトを間違えてしまうとリーフレットのページがバラバラになってしまうことから、デザインの中でも重要な作業だといえます。A4サイズの用紙の例に、図を使って折り方ごとのレイアウトとサイズ割を紹介します。
※図の折り目は、直線が山折り、点線が谷折りになります。(紙のサイズの単位は全てミリメートル)
二つ折りのレイアウト例
1枚の紙を半分に折ることによって、4ページに分割される「二つ折り」のレイアウト例です。
巻き三つ折りのレイアウト例
三等分にした1枚の紙を、ぐるっと巻き込むように折るのが「巻き三つ折り」のレイアウト例です。内側に折り込まれるページ幅を狭くするのがポイントです。
外三つ折り(Z折り)のレイアウト例
1枚の紙を三つ折りにして、上から見るとZの文字のようになっているのが「外三つ折り」のレイアウト例です。
観音折りのレイアウト例
4等分した1枚の紙の両端を内側に折り込んでから、真ん中で折る「観音折り」のレイアウト例です。内側に折り込まれる両端のページ幅を狭くなります。
外四つ折り(W折り)のレイアウト例
1枚の紙を四つ折りにして、上から見るとWの文字のようになっているのが「外四つ折り」のレイアウト例です。
巻き四つ折りのレイアウト例
二つ折りにしてから、さらに半分に折り込む「巻き四つ折り」のレイアウト例です。
巻き巻き四つ折りのレイアウト例
4等分にした1枚の紙を、巻物のようにぐるぐると折り込む「巻き巻き四つ折り」のレイアウト例です。内側にいくほどページ幅を狭くするのがポイントです。