【シニア向けチラシ】作成ポイントが違う!高齢者の広告作成のコツ7
シニア向けのチラシ作成は、高齢者の特徴を考慮する必要があります。文字が見にくい、若い世代に用いる表現がわかりにくい、といった違いもあるため、高齢者の広告の作り方は少し違ったコツがあるのです。
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高齢者に興味を持ってもらうためのシニア向けチラシ作成のポイント7つ
年代やジャンルによっては、紙媒体のチラシでの宣伝よりも、webを活用した方が宣伝効果は高い場合もあります。しかし、高齢者をターゲットとする宣伝は、従来通り紙媒体が効果的と言えます。
もちろん、チラシならば何でも興味を持ってもらえるか?と言えば、そうではなく、シニア層をターゲットとするならば、シニア層への配慮を施したチラシを作成する必要があるのです。
高齢者にチラシによる宣伝が効果的な理由
チラシを見てもらえるチャンスが多い
高齢になると、自宅にいる時間が長くなるケースが多いです。そのため、自宅に届いたチラシは見てもらえる可能性が高いと言えるでしょう。
じっくり見てもらえる
テレビCMなど、時間が経つと終わってしまう広告とは異なり、チラシならば自分のペースでじっくりと目を通すことができ、高い訴求効果が期待できます。
新聞を読んでいる人が多い
NHKが行った国民生活時間調査によれば、平日・土曜日・日曜日の全てにおいて、約7割の人が新聞を読んでいるという結果が出ています。
新聞折込チラシによる宣伝は、他の年代と比べても効果的だと言えるでしょう。
安心感を与えられる
ネットチラシなどとは異なり、高齢の人はチラシやDMなど、手に取って見られるものの方が馴染みが深いので、安心して見てもらうことができます。
高齢者に興味を持ってもらうには?チラシ作成5つのポイント
1. 文章は縦書きにする
新聞を読み慣れているなどの理由で、高齢者の多くが縦書きの方が馴染みが深いようです。全て縦書きでなくても良いですが、読んでもらいたい部分(本文)は縦書きにした方が読みやすく、離脱を防ぐことができるでしょう。
2. 読みやすくする
文字の大きさは、大きめの方が高齢者が無理なく読めます。
読みやすくしたいから…といって、ただ字を大きくすれば良いとは限りません。行間などにも注意して、スッキリと読みやすくすることが必要でしょう。
3. わかりやすい言葉を使う
略語や高齢者がわからないような単語を使わないようにしましょう。自分達の当たり前は、シニア層にとっては、そうではないかもしれません。
簡単な表現がわかりやすく、伝わりやすいと言えるでしょう。
4. 情報量を増やしすぎない
伝えたいことを最低限に絞り、そのことについてわかりやすく紹介すると良いでしょう。もちろん、効果や値段、購入方法など必要な情報を掲載する必要がありますが、あの商品もこの商品も…と欲張って掲載しないことが大切です。商品やサービスをイメージしやすい画像を載せることも有効でしょう。
5. 背景と文字の色のコントラストに考慮
文字と背景に同系色を使用してしまうと、特に高齢の人は見づらいです。文字と背景に明度の差をつけて、文字をはっきりさせる色使いが必要でしょう。
また、年齢を重ねるにつれて、寒色系の色が判断しにくくなるとされています。高齢者が認識しやすい色を選ぶことも大切です。
6. 高齢者という単語を極力使用しない
「高齢」という文言をあまり使わないことが望ましいでしょう。高齢であっても、「若いままでありたい」と思っている人が多いです。
「高齢」「シニア」といった言葉の多用が、不快感を与えかねないのです。
7. 説得力のあるキャッチコピー・文章
具体的な数字を用いて効果(証拠)を見せるなど、文章やキャッチコピーの説得力を高める工夫が必要でしょう。
高齢者は、納得しないと購入しないとされています。若い人のように衝動買いすることは少ないのです。そのため、商品やサービスの良さを納得してもらえるように説明し、行動に移してもらえるようにすると良いでしょう。