【チラシ・フライヤー印刷】大判印刷から変型ミニサイズまで!サイズの決め方
【チラシ・フライヤー印刷】大判印刷から変型ミニサイズまで!サイズの決め方
フライヤーサイズの決め方が分かる!おすすめの印刷用紙サイズ
フライヤーの大きさを決める際は、告知したい内容や配布方法を考慮する必要があります。告知したい内容が多い場合は大判タイプがおすすめ。また、街頭での配布や店頭設置なら手に取りやすい定番サイズが良いでしょう。
また、できるだけ低コストに抑えたいなら小さいサイズを選ぶなど、どのようなフライヤーを作りたいのかによって、フライヤーのサイズを決めることができるのです。フライヤーを作成する際は、ここで紹介するA列やB列などの定番のサイズや、大判サイズ、ミニサイズなど、さまざまな用紙サイズについての検討をおすすめします。
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A列はドイツが発祥の国際規格
辺の長さの比が1:√2になる長方形は「白銀比」と呼ばれ、もっとも安定したバランスの比率だといわれています。そして、その白銀比を用いているのが、もともとはドイツの工業規格で標準化されたA列で、現在では、ISO216で国際的な標準規格になっています。
A列の用紙サイズはA判とも呼ばれ、>面積が1平方メートルとなるA0サイズからはじまり、その半分の新聞の見開きの大きさのA1サイズ、その半分のA2サイズと順番に小さくなっていき、一般的に印刷業者ではA7サイズくらいまでが扱われています。
A2からA7の用紙サイズ
A判サイズの用紙では、A3~A6がフライヤーにおすすめです。A3サイズは二つ折りにしてA4サイズとして扱うほか、文庫本サイズのA6サイズは、手に馴染みやすい大きさなので手配りのフライヤーに向いています。
B列は江戸時代から伝わる公用サイズ
A列と同様に白銀比を用いているB列には、ISO216の国際的な規格と、JISによる日本国内の規格の2種類のサイズがあります。現在、B列として使われているコピー用紙や大学ノートなどは、JIS規格で標準化されているサイズで、江戸時代に美濃で作られていた和紙「美濃紙」が由来とされています。
B列の用紙サイズはB判とも呼ばれ、面積が1.5平方メートルとなるB0サイズからはじまり、その半分の大判サイズのポスターに使われるB1サイズ、その半分のB2サイズの順番に小さくなっていき、印刷業者ではパスポートのサイズのB7などまでが扱われています。
B2からB7の用紙サイズ
B判サイズの用紙では、B4~B6あたりがフライヤーにはおすすめ。特に、新聞の折込チラシなどにも使われるB5サイズは、大きすぎず小さすぎないちょうど良い大きさなので、手に馴染みやすく、文章や写真などの適度な情報量の記載が可能です。
ミニサイズはデザインがポイント!
A判やB判とは別のミニサイズのフライヤーを作るなら、説明文などの情報量を抑えて、デザイン性の高さで勝負しましょう。おすすめのサイズは、週刊誌の半分の大きさのポストカードサイズ(100mm×148m)です。やや厚めの用紙を選ぶことで高級感が感じられるので、小さくても十分な広告効果が得られます。
また、ハート型や動物の形などの、型抜き加工による変型フライヤーは、一般的な長方形に比べて目立つことから、他にフライヤーと差をつけたい人にはおすすめです。デザインと用紙の工夫次第で、素敵なフライヤーに仕上がるはずです。
使用用途・目的別のおすすめサイズとは
チラシのサイズは使用用途によってそれぞれ適したものがあります。
用途別でよく利用されるサイズをご紹介致します。
新聞折込チラシで使用されるサイズ
新聞折込チラシでよく使用されるサイズはB4サイズです。
新聞紙を折った際に収まりの良いB4サイズが主流となっています。
但し配布したい部数が少部数の場合はA4サイズ以下などの小さいサイズがコストを抑えられる場合もございます。
A6サイズ(はがきサイズ)などの小さいサイズの場合は逆に折込価格が上がってしまう地域もあるので折込費用も併せてサイズを検討しましょう。
ポスティングで使用されるサイズ
ポスティングで一般的に使用されるサイズはA4サイズ以下です。
ポスティングの場合、新聞折込チラシではメジャーなB4サイズだと折ってB5サイズにした状態での納品が必要になるなど折り加工のコストが発生してしまいますのでA4サイズ以下を選ぶケースが多くなります。
コストを抑えたいなら
コストを抑えたい場合はサイズを小さくすることによって、印刷の単価を抑えることが出来ることが多いです。
ただしコスト削減ばかりに目がいき、伝えたい情報を削ってしまい反響がおちてしまうのは避けたいところですので、デザインとの兼ね合いを調整しながらサイズを調整しましょう。
情報を盛り込みたいなら
載せたい情報が多い場合はB3、A3以上といった大判サイズが適しています。
伝えたい情報が多いけど印刷費を抑えたいからと小さいサイズに情報を詰め込みすぎると読みづらいデザインになってしまいますので、情報の取捨選択・サイズ調整・予算調整を行い見やすいチラシ作成を目指しましょう。
おわりに
本記事ではサイズの決め方をご紹介させて頂きました。イメージはつかめましたでしょうか?
サイズは小さいほど安いと思われている方もいらっしゃいますが、チラシ、フライヤーの印刷はサイズだけではなく部数帯によってもコストパフォーマンスの良い仕様が変わります。
イイチラシではお客様のご要望や実施内容に応じて適した仕様をご提案致します。
サイズでお悩みの際はお気軽にご相談ください。