サイズや生地などタペストリー作成前に知っておきたい基本知識
サイズや生地などタペストリー作成前に知っておきたい基本知識
タペストリー作成の前に知っておきたい知識
美味しそうな料理の写真がアップで載っていたり、可愛いイラストがプリントされていたりする、魅力的なタペストリー。プライベート充実のため、商品アピールや集客のために、一度作ってみたいと思っている人も多いのではないでしょうか。しかしタペストリーにおける基本知識を知らないと、希望が膨らむばかりで、具体的にどんなものをどう作ったらよいのか、具体的な目的やイメージが固まらないといことが起きてしまいます。ここでいう基本知識とは、タペストリーのサイズ、生地、形、飾り方の種類、自作するのかプロに頼むのか…などが該当します。目的やイメージを明確にするために、まずはこれらを知ることから始めましょう。
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タペストリーのサイズは、A2からが目安
タペストリーには、わずか12cmのミニタペストリーや等身大タペストリーなど、幅広いサイズがあります。
他の印刷物たとえば名刺やのぼりのように、「〇〇㎝が基本サイズ」という概念は存在しません。
しかし目安となるサイズはあります。たとえば商品やメニューの紹介など販促に使われる場合は、B2以上の大型サイズのタペストリーが用いられる場合が多いです。個人が部屋に飾って楽しむインテリア用のタペストリーでは、小さ過ぎず大き過ぎずのA2サイズが定番的なサイズとされているようです。
印刷業者でも、タペストリーのサイズをA2からラインナップしている場合が多いです。
「遠くからでも見えるA0やB0は、お店の看板用におすすめ」など、サイズごとに使い道をアドバイスしてくれている業者もありますから、自分の目的や希望と照らし合せてみましょう。
タペストリーのサイズ一覧
A判 | B判 | ||
---|---|---|---|
A2 | 420mm×594mm | B2 | 515 mm×728mm |
A1 | 594 mm×841mm | B1 | 728 mm×1030mm |
A0 | 841 mm×1189mm | B0 | 1030 mm×1456mm |
タペストリーは生地の種類も仕様もさまざま
タペストリーに使われる生地には定番のクロスをはじめ、テトロン、スエード、トロマット、ツイル、ターポリンなど、数多くの種類があります。クロスやテトロンは安価で手が出やすい、スエードは光沢を帯びており高級感がある、トロマットやツイルやターポリンは厚手で屋外向き…と異なる特徴をもちますから、用途に合わせて使い分ける必要があります。
また現在でタペストリーというと「ポリエステル製の生地に、文字やイラスト・写真がプリントされたもの」をイメージしますが、つづれ織りという技術で作られた絨毯のような織り物のこともタペストリーといい、実はそちらがタペストリーの元祖なのです。
さらに布地に色々な絵柄の刺繍を施したり、立体的な布のオブジェクトを貼りつけたものもタペストリーの仲間に含まれます。つまりタペストリーの仕様は1つではなく、このように色々なバリエーションがあるのです。
インテリア目的や販促目的なら、よく知られたポリエステル製のタペストリー、個人的に部屋に飾って楽しむだけならつづれ織りや刺繍仕様のタペストリー…といった風に、自分の作りたいタイプのタペストリーを決定すると良いでしょう。
据え置きや自立などの飾り方もある
タペストリーの飾り方というと、壁や天井から吊り下げるイメージが強いですよね。
実は吊り下げる以外にも、据え置き・自立などの飾り方があります。
据え置きのターポリンの代表的な用途は、お店の看板です。ですからサイズはA0やB0の大型の生地が適しているでしょう。またお店の外壁など屋外に据え置きする場合は、多少の悪天候では動じないターポリンなど丈夫な生地を選ぶのが賢明です。
お店の出入り口付近にさりげなく設置する、比較的小型で細身のターポリンなら、自立タイプが良いでしょう。自立タイプのほうが小型なぶん安価なので、お店の規模や予算に合わせて、どちらのタイプにするか決めてください。
縦長の長方形のほか、色んな形がある
タペストリーの形は1つではありません。基本の長方形のほか、ホームベース型や山切り型やU型など、数多くの種類があります。またタペストリーというと縦長のイメージが強いですが横長のタイプもあります。近頃はひし形で3連結できるものなど珍しいタイプも出回っています。既成の形で満足できないというならオリジナルシルエットのタペストリーに挑戦するのもよいでしょう。定形外の注文を受けている印刷業者もありますからよく探してみてください。