【ポスターデザインの4つのポイント】見られる・読まれるポスター作成方法とは?
ポスターのデザインは、レイアウトが美しい、文字や画像のサイズにバリエーションがある、色使いが上手くメリハリが効いている、といったポイントをクリアできていたら満点です!
見やすい読みやすいデザインのポスターを作る
文字も写真もびっしり、何十種類もの色が使われている…。残念ですがこのようなポスターでは、見る側・読む側がストレスを感じてしまいます。販促用のポスターのデザインは、見やすくて読みやすい仕様である必要があります。相手がストレスなく情報を理解できるよう、配慮したデザインにすることが大切です。
デザインの制作を始める前に目的を明確にする
ポスターに限らず広告を作成する際は、目的を明確にする必要があります。
ポスターを作ろうと思ったのには目的があるはずです。
誰に、いつ、どこでこのポスターを見てもらい、何を伝えたいのか、見た人にどういった行動をしてほしいのかを企画の段階で明確にしましょう。
そうすることでデザインのイメージも湧きやすくなり、デザイナーに依頼する際もスムーズに依頼が可能です。
ポスターデザインの4つのポイント
【ポイント1】主役(テーマ)を1つに決める
まずは、ポスターの“主役”を何にするか決めてください。たとえば飲食店のポスターなら、自慢の料理などが主役になるでしょう。他に主張したい情報があっても潔く割愛してください。ドラマの主役が1人で良いように、ポスターの主役も1つでよいのです。主役がたくさんいると、視線が定まらなくなってしまいます。
【ポイント2】レイアウトのルールを守る
ポスターをデザインする上で重要な作業がレイアウトです。そして正しくレイアウトするために不可欠な要素が、「整列」「まとめ」「余白」の3点です。それぞれの内容を下記で解説しましょう。
整列
文字、図形、写真などのオブジェクトは、きちんと整列させて載せましょう。たとえば文字列が10列あったとして、それぞれの列の始点の位置がバラバラだったら、読みづらくて見た目も美しくないですよね?レイアウトの作業において、オブジェクトの整列は鉄則中の鉄則です。
まとめ
メニューと値段、写真と写真の解説文、住所と電話番号etc。相関する情報は、お互い近い場所に配置しましょう。それが「まとめ」です。種類のちがう情報をたくさん載せる場合でも、それぞれがきちんと「まとめられてレイアウトされていれば、見やすく読みやすいポスターになります。
余白
ポスターは、十分に余白を設けたデザインにしましょう。十分な余白があると、それぞれの情報が見やすく・読みやすくなります。目立たせたい主役も、他の脇役に埋もれなくなります。
【ポイント3】サイズにバリエーションをもたせる
文字と画像は、サイズにバリエーションをもたせてください。ただし次のルールを守りましょう。まず文字のサイズは、タイトル、見出し、本文の順に大きくしましょう。画像のサイズは、画像が複数ある場合は、主役の画像を一番大きくしましょう。重要度の高い画像ほど大きくするのがポイントです。このルールに沿ってデザインすると、メリハリがあり内容を理解しやすいポスターになります。
【ポイント4】色の使い方のコツを知る
ポスターは色の使い方もとても重要です。色の使い方のコツを3つ教えます。
色を理解し使い分ける
赤・オレンジ・黄色など暖色には、食欲をUPさせる心理効果があります。青や水色など寒色は、見る人に知的や冷静という印象を与えます。色のもつ効果やイメージを、ポスターに上手く取り入れましょう。たとえば飲食店なら暖色を、企業のポスターなら寒色をベースカラーにすると効果的です。
色数に注意する
色をたくさん使い過ぎるのはNG。注目する箇所が多くなりすぎて、見る人を疲れさせてしまいます。「文字は黒で統一し、メインの情報だけを赤文字にする」「おすすめ商品の背景だけ別の色にする」など、色数を限定して使ったほうが、バランスとセンスが良くなります。
アクセントカラーを使う
同系色ばかり使用すると、特徴のないぼやけた感じのポスターになってしまいます。それを防ぐには、差し色(アクセントカラー)を入れる方法が有効です。やり方は、目立たせたい情報(タイトル文字など)に、彩度の高い色や、ベースカラーとは遠い色調の色を用います。赤がベースカラーならアクセントカラーは白や黄色、青がベースカラーならアクセントカラーは白や赤が良いでしょう。
おわりに
ポスターデザインについての理解は深まりましたでしょうか?
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