チラシ印刷は誰に依頼すればよい?主な外注先とそれぞれの特徴
チラシを作りたいけどデザインや印刷はどうやって依頼するの?
チラシのデザイン制作から印刷、配布までを行っているイイチラシが、
チラシ制作を外注するメリット・デメリットから、依頼先の種類や依頼する際のポイントまでを紹介します。
チラシを外注依頼するメリット
チラシを1から自分でで作る場合、掲載する文言や写真・イラストなどの素材準備に加え、印刷用データの作成、発注といったところまで対応する必要があります。これらの作業を外注することで得られるメリットを、3つまとめました。
品質を上げることが出来る
自分で考える訴求内容よりも、ターゲットに刺さりやすい内容のデザインに仕上げることができます。
例えば、手に取ってもらいやすいチラシにするために、素材の配置や全体的な色味などプロの意見を加えながら、綺麗に整えることができます。
自分で作るのと比べリソースを削減できる
掲載内容を1から考えてもらい印刷手配まで全て依頼するものと、苦手な作業だけ依頼する方法があります。
特に、納期が決まっている・なるべく早くチラシを作りたい場合は、スケジュール感も含めて相談するのがオススメです。
デザイン制作を依頼する際は、修正の回数が決まっている場合がほとんどですので、自分は確認するだけという立場であっても、修正の回数やスケジュール管理には注意が必要です。
専門会社の場合ノウハウを吸収できる
チラシ作りに特化している会社に依頼する場合、チラシの制作段階から、チラシ作りのコツやノウハウを吸収することができます。具体的には、依頼したいチラシの内容と同じ業界・業種のチラシ制作実績がある場合はそれらを参考にデザインのパターンを考えることができるでしょう。
デザイン制作会社
デザイン制作会社にチラシ作りを依頼する場合、以下のようなメリット・デメリットがあります。
これらの特徴を理解したうえで、デザイン制作の依頼を検討してみてください。
メリット:デザインにこだわることが出来る
デザイン制作をメインに行っている会社であるため、自分で制作するよりも凝ったデザインの制作を期待できます。
デザイナーと直接コミュニケーションを取りながら、デザイン制作を進行していくことが可能で、様々なデザイン実績を元にイメージを固めることができるため、細かいニュアンスの希望まで再現しやすいでしょう。
自分でチラシ作成する場合の進行管理も考えると、デザイン制作会社への依頼で本業に注力できるのも大きなメリットです。
デメリット:コストがかかる・チラシの専門家ではない可能性がある
凝ったデザインを制作できるという事は、それを作るための専門的な技術が必要であるため、その分コストがかかります。
また、あくまでもデザイン制作を依頼するという観点では、原稿の段階でチラシの目的やそれに対する詳細が固まっていないと、販促や認知拡大のツールとしての機能を期待できないチラシに仕上がってしまう可能性もあります。
チラシの目的や掲載する内容が固まっており、クオリティの高いデザインを求めている場合は、
デザイン制作会社へチラシの制作を依頼するのが合っているでしょう。
個人に依頼する
個人(フリーランスの方)にチラシ作りを依頼する場合、以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット:比較的柔軟に対応してもらえる
個人に依頼する際の最大のメリットが、依頼内容に合わせて柔軟な対応が期待できることです。
デザイン制作会社に依頼する場合、一定のクオリティで納品するための制作に関する決まりがあり、対応できる範囲が限られてしまうこともあります。一方で個人へ依頼する場合は、そういったルールに縛られずデザイン制作会社での対応が難しい内容のものでも対応してくれる場合があります。
副業で個人(フリーランス)として活動している方も多く、本業のノウハウをチラシ作りに活かしてくれる可能性もあるでしょう。
デメリット:依頼先を探すのが難しい・品質のばらつき
個人(フリーランスの方)を見つけるには、アプリやマッチングサイト経由で探す方法があります。
希望しているチラシ作りの内容に対応してくれる人を見つけるためには、得意分野や過去実績(ポートフォリオ)などから自分で探す必要があります。
また、クオリティを担保するための制作に関する決まりを持たないことがほとんどであるため、クオリティにばらつきがあります。
チラシ作りにこだわりがあり、ルールに縛られず柔軟な体制で進行したい場合は、
個人(フリーランス)へチラシの制作を依頼するのが合っているでしょう。
チラシ制作会社に依頼する
チラシ制作を専門としている会社にチラシ作りを依頼する場合、以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット:価格と品質のバランスが取れている・ノウハウが蓄積されている
新聞折込やポスティングなど、チラシを配布する際のノウハウを持っており、用途に応じたチラシ制作の提案を受けることができます。チラシを配布した後の効果検証などを含め、費用対効果も見込めるでしょう。
また、制作の際は多業種にわたるチラシ実績をもとに、相談が可能です。
仕上がりイメージが伝えづらいものでも、担当営業がデザイナーとの間に入り、細かなヒアリング内容を伝えてくれるという
点も、チラシ制作会社へ依頼する大きなメリットです。
デザイン面だけでなく、実績に基づいたチラシの制作というところが、デザイン制作会社や個人への依頼と差別化できるところです。
デメリット:個人ほどの柔軟さはない
基本的に掲載したい内容を反映する相談は可能で、新聞折込やポスティングなど配布会社が規制するポイントを押さえた内容での制作を進行します。そのため、こだわりを詰め込んだチラシというよりも、こだわりを詰めつつ用途に応じた内容に仕上げていくイメージです。
チラシ制作のノウハウをもとに、新聞折込やポスティングといったチラシの配布まで検討している場合は、
チラシ制作会社へチラシの制作を依頼するのが合っているでしょう。
チラシを依頼する際のポイント
実際にチラシ制作を依頼するにあたり、意識したいポイントをまとめました。
どこまでを依頼するかを考える
チラシ制作のどの作業を依頼するのか考えましょう。
・チラシに掲載する内容(原稿)の作成から、それをデザインに起こすまでを依頼する
掲載する内容を考える作業から依頼することで、チラシ制作にかける時間を削減することが可能です。
・チラシに掲載する内容(原稿)は自作し、それをデザインに起こす作業を依頼する
掲載する内容が固まっている場合は、デザイン作業を依頼する形になるため、原稿作成の時間を要しますが、その分原稿作成費を抑えることができます。
入稿方式を確認する
チラシとして形にするためには、出来上がったデザインデータを印刷する必要があります。
その際に、入稿データのファイル形式や、印刷の仕様や加工について確認しておきましょう。
まとめ
本記事では、チラシ制作を外注するメリット・デメリットから、依頼先の種類や依頼する際のポイントまでを紹介しました。
どの作業を自分で対応するのか、からその目的に合った依頼先・依頼内容を見つけるヒントになれば幸いです。