【フライヤーの作り方】イベント告知に役立つおすすめの集客方法
【フライヤーの作り方】イベント告知に役立つおすすめの集客方法
フライヤー作り方~集客力がアップする5つの手順
ここで紹介するのは、フライヤーといっても揚げ物を作る調理器具ではなく、紙の広告媒体についてです。フライヤー(Flyer)とは、もともと飛行機などで空からチラシを撒いたことから名付けられた、イベント告知のためには欠かせない集客方法の一つ。
紙なのでさまざまな方法で配布することができるほか、デザインの自由度が高いのが特徴です。さらに、ネット印刷通販の普及により、小ロットでも低コストの印刷が可能になったことから、フライヤー作りがずいぶん身近になったといえます。
そこで、フライヤーを作ってみたい!という人なら、誰でもすぐにフライヤー作りを始めることができる簡単な手順をまとめてみました。
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1.条件を考慮して作成ソフトを選ぶ
フライヤー作りで最もおすすめなのは、Adobe(アドビシステムズ)から発売されている「Illustrator(イラストレーター)」。描画に特化したソフトで、トンボやカラーモードの設定などがあるので、印刷用の入稿データ作成に適しているのです。さらに、最近人気の印刷通販サイトでは、無料のテンプレートが充実しているので要チェック。
また、グラフィック系のソフトは苦手という人には、Microsoft Officeの「Word」がおすすめ。Windowsでサポートされていることから、わざわざお金を出して購入する必要がないので、すぐにフライヤー制作に取り掛かることができます。ただし、Microsoft Officeソフトのカラーモードは、入稿用データで一般的に使用されている色の設定と異なることから、出来上がりの色合いにこだわる場合はおすすめできません。
2.目的に合ったフライヤーサイズを決める
フフライヤーなどの広告媒体は、目的がはっきりしていないと効果的なデザインができないことから、ライヤーを作成する際は、「フライヤーを作る目的」「見てほしいターゲット」「配布方法」などの、デザインコンセプトを事前に明確にしておく必要があります。そして、フライヤーには、ターゲットや配布方法によって適したサイズがあることから、目的がはっきりしたらフライヤーのサイズを決めるとよいでしょう。
チラシ専用のスタンドを使って設置する場合は、定型サイズの中でも一般的なA4サイズがおすすめですが、最近はA6~A3などの豊富な用紙サイズのフライヤーが揃っています。また、集客力アップのために、他のフライヤーと差をつけたいなら変型サイズがおすすめです。
3.効果的なキャッチコピーを考える
人の目を引くフライヤー作りで重要になるのが、効果的なキャッチコピーです。キャッチコピーとは、広告を見る人の心をつかむことを目的とした宣伝文のことで、インパクトのある短いものや数行程度の長さのものなど形式はさまざま。そして、キャッチコピーを作る上で、見てほしいターゲットが重要な鍵を握ります。
イベント告知のフライヤーの場合は、一目でどんなイベントについての宣伝なのかが、はっきり分かるものでなければ意味がありません。デザイン性を重視するあまりに情報が少なすぎたり、文字による説明ばかりになってしまうと伝わらない恐れがあるので、どんな人が見るのかを想定し、分かりやすさを考慮したコピー作りが必要です。
4.読み手の視線の動きを考慮してレイアウトする
広告やウェブサイトを作成する際は、「読み手は最初にどこを見るのか?」また「どんな順番で読み進めていくのか?」など、読み手の視線の動きを考慮してレイアウトするのが一般的になっています。一番見てほしい情報や伝えたいことなどの、重要な情報は読み手の最も目につきやすい場所にレイアウトすることが、フライヤーの広告効果のアップにつながるのです。
視線の動きの法則の一つが「Zの法則」です。紙面にZの文字を描くように視線を動かすことから、重要な情報は左上から右上にかけてレイアウトすると良いといわれています。また、そのほかには、Zの法則と同様、紙面にFの文字を描くように視線の動かす「Fの法則」があります。
5.レスポンスデバイスで反応率をアップする
フライヤーを見た人が、何も反応をせずにそのままフライヤーを捨ててしまうのか、それとも、すぐに何かしらの行動を起こすのかという、フライヤーの反応率はレスポンスデバイスの内容に深く関係しているといえます。レスポンスデバイスとは、フライヤーを見た人がその内容について問い合わせを行う場合の、電話番号やメールアドレスなどの問い合わせ方法のこと。
レスポンスデバイスが十分ではないフライヤーは、せっかく読み手が興味を持ってくれたとしても、どうすればよいか分からないという状況に陥ってしまうことで、反応率の低下につながることから、フライヤーは内容だけではなく、レスポンスデバイスの充実も求められます。