【魅力的なフライヤーの作り方】サイズ/デザイン/印刷用紙えらび
フライヤーチラシのサイズ、デザインのポイント、フライヤーに適した印刷用紙の種類や選び方など、魅力的で販促効果の高いフライヤーチラシを作るための知識やコツを教えます!
魅力的なフライヤーチラシの作り方
フライヤーチラシは、新聞折込チラシに比べると、ずっと小さいのが特徴。小さなフライヤーチラシに載せられる情報は限られています。しかし、それが必ずマイナスポイントになるということはありません。魅力的にデザインすることで、たくさんの人が手を伸ばす優れた販促ツールにすることができます。サイズ、デザイン、紙えらびなど、魅力的なフライヤーチラシ作りのための知識とコツを紹介。
フライヤーチラシはミニサイズ!A5が一般的
フライヤーチラシのサイズは、A5のものが一般的によく利用されています。手持ちのフライヤーの場合は、A6の利用割合が多いです。
利用割合の多いチラシのサイズ
- 新聞折込チラシ B4(257cm×364cm)、B3(364cm×515cm)
- フライヤーチラシ A5(148cm×210cm)、A6(105cm×148cm)
フライヤーチラシは、お店のテーブルに置かれたり、街角で手配りされたりして、人の手に渡るものです。ですから、お客さんが気軽に手に取ったり、バッグに入れたりしやすい仕様でなければいけません。
フライヤーチラシが新聞折込チラシよりもずっと小さいのは、手にしやすいサイズであることが大切だからなのです。
※新聞折込チラシのサイズで、一番多いのがB4です。次いで多いのが、B4の2倍のB3です。
魅力的にフライヤーをデザインするポイント3
フライヤーチラシを作る上で、もっとも力を入れるべき要素が、デザインです。販促ツールは、デザインのセンスが良くなければ、相手の心をつかみ集客アップの結果を得ることはできません。フライヤーチラシを効果的な販促ツールにするため、魅力的なデザインにするポイントを抑えておきましょう。
ポイント1:載せる情報を絞って見やすくする
小さなフライヤーチラシは印刷面積もせまく、載せることのできる情報量が限られています。ですから、不要な情報は省くことが大切です。一番伝えたい事柄のみを、ピンポイントで載せるようにしましょう。
載せたい情報がたくさんあっても、スーパーの特売チラシのような、びっしりしたデザインにするのはNG。情報量が多すぎるチラシは、見た目にもうるさくなって、相手の見る気・読む気を削いでしまいます。
フライヤーチラシのデザインは、情報を絞った見やすいデザインにするのがルールです!
ポイント2:季節やイメージに合った色にする
フライヤーチラシの色は、季節に合ったものにしましょう。たとえば、夏季のセールなら青や水色、秋季のイベントなら赤やオレンジ、クリスマスなら赤と緑が適しています。季節に合った色にすると、フライヤーの存在を相手に記憶してもらいやすくなります。
季節は関係ない内容のチラシでも、やはり色の使い方は重要です。たとえば新商品を宣伝するチラシだったら、その商品のイメージカラーを基調にデザインするのが鉄則です。
ポイント3:色調の異なるカラーも使用する
カラーリング(色の組み合わせ方)も重要です。悪い例が、先ほどのイメージカラーというルールに縛られ過ぎて、同系色ばかり使ってしまうというもの。同系色ばかり使うと、メリハリに欠ける印象の薄いチラシになってしまいます。
メリハリを出すために、色調の異なるカラーも使うようにしてください。たとえばバックが黒で、文字を強調させたい場合には、白やピンク、黄色などの色を使うのがお勧めです。お店の名前やイベントの開催日など、重要な部分を際立たせたい場合にも、このカラーリングが効果的です。
フライヤーには、厚い印刷用紙を使いましょう
フライヤーチラシには、厚みのある印刷用紙を使うのがポイント。紙に厚みがあると、特別感や高級感を出せるので、手に取ってもらいやすくなります。デザインセンスも優れていたら、より宣伝効果がアップするでしょう。「とっておきたい」「しばらく捨てたくない」という気持ちになるからです
フライヤーに適している印刷用紙には、上質紙、コート紙・マットコート紙・ミラーコート紙、ユポ紙など、たくさん種類があります。光沢や耐水性の有無など、それぞれの特徴をよく理解してください。
それぞれの用紙の特徴を理解したら、次は適切に選択ができるようになりましょう。高級感を出したいから光沢の強いミラーコート紙、野外で手配りするものだから耐水性のあるユポ紙、といった具合です。使用用途や「何を演出したいのか」が、フライヤーの用紙をえらぶ上でのポイントです。