2016.11.09
インクとインキってどう違うの?
コピー、筆記用具など様々な場所で使われるインク。
しかし、印刷業界ではグラビアインキ、オフセットインキなどインキという言葉がよく使われています。
インクとインキ、この違いはご存知ですか?
大まかにいうと、顔料・染料を含んだ液状のものを「インク」、
印刷業界で使われている粘度の高いものを「インキ」と呼びます。
昔はインクという言葉は使われておらず、全てインキと呼ばれていました。
インキの語源はオランダ語で、江戸時代に蘭学と一緒に伝わって来ました。
戦前までは一般用語としてインキが広く使われていました。
文房具でも戦後すぐに出たのはマジックインキという商品でしたが、
その後は英語の発音のインクが主流となったという経緯があります。
一般的ではなくなったものの、印刷に用いられるものは今でもインキと呼ばれています。
ちなみに英語のスペルはインキ、インクともどちらも「ink」と同じです。
日本では江戸時代から用いられ、長い年月を経て名前が変化したインク。
昨今は印刷物が減り、目にする機会が減ってきたと言われています。
しかし実際には書籍やポスターをはじめ、インクで刷られたもので溢れています。
インクはデジタルに負けない魅力があるという表れではないでしょうか。
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