共創モデルはソーシャルメディアだけのものじゃない?

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共創モデルはソーシャルメディアだけのものじゃない?

ソーシャルマーケティングなるものが
市民権を獲得しはじめています。
ソーシャルマーケティングって
FacebookやTwitterをつかうだけでしょ。
そう考えるのはちょっと早計です。

今回はこれからのビジネスに欠かせない
ソーシャルマーケティング、そして、
チラシがリンクする可能性について考えてみましょう。

ソーシャルマーケティングがとりだたされる理由を考えると、
「双方向性」というキーワードにいきあたります。

マスメディアが情報を一方的に発表するのに
向いているメディアだとすれば、
ソーシャルメディアは、対話を前提とした
双方向なメディアだといわれています。

たとえば、あるメーカーから、
「こんどウチでこんな商品をだします!」
というアナウンスがあったら、
それに対する感想や意見がもらえるわけですね。

そして、この双方向性を推し進めた先には
「共創(co‐creation)」というマーケティングモデルが出現します。
マーケティングの神様といわれるフィリップ・コトラー教授が
自著「コトラーのマーケティング3.0」で紹介した概念です。

内容を端的にいうと、生活者とメーカーが意見を交わしながら
共に商品やサービスなどを創りあげるモデルです。
さいきん話題になったものでいえば、
「西友の視聴者参加型CM」やKIRINの「百人ビール・ラボ」など。
ともにソーシャルメディアを介して話題をよんでいます。

これらはあたかもウェブテクノロジーが生んだ
まったく新しいものと思われがちです。
それはある面では正しいのですが、
似たような考え方は昔から存在していました。

要するに共創とは「読者参加型」なのです。
子どものころ、マンガ雑誌で最後のあたりにあった
投稿ページを熱心に読んだおぼえはありませんか。
少年○ャンプの○ャンプ放送局など、
わたしと同年代の方はピンとくるのではないかと思います。
基本的にはあれと同じです。

そう考えると、新聞折込チラシに
お客さまの声とその善後案を掲載することは
共創モデルに近いのではないでしょうか。

チラシの読者に参加してもらうことで商品への関与度を高める。
ウェブテクノロジーの力をつかわずに、
そして、ウェブメディアではリーチできない
お客さまとコミュニケーションをとるために、
チラシにはまだまだできることがあります。

「イイチラシ」はチラシの新たな可能性を模索しています。
チラシデザインやチラシ印刷、新聞折込において
なにかおもしろい取り組みをしてみたい企業さまは
いちどご相談いただけたら幸いです。

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